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エイズになってしまったら日常的に対策が必要になる日和見感染症

2020年05月14日

エイズは怖い性病だと認識している人が多いですが、具体的にどのような理由で怖いのかということを知らない人は多いものです。完全に治すことができないから怖い、感染しやすいから怖いなどの理由をあげる人が多いようですが、エイズの最も恐ろしいところは通常であれば感染しないような病気に簡単にかかってしまうようになることだと言えます。何もないときであれば発症することがないけれど、身体の免疫力や抵抗力が弱っているときに発症する病気のことを日和見感染症と呼び、エイズになると日和見感染症を発症することが増えるでしょう。日常的に様々な病気を患ってしまうようになるので、エイズは非常に怖い病気だと言うことができます。

なぜ日和見感染症になるのか説明すると、エイズの原因であるヒト免疫不全ウイルスは身体の免疫機能を破壊する作用を持っているからです。ヒト免疫不全ウイルスであるHIVウイルスはCD4陽性細胞と呼ばれる免疫機能の司令塔を司る細胞を使って増殖し、その結果CD4陽性細胞はHIVウイルスによって破壊されてしまいます。免疫機能の司令塔である細胞が破壊されると免疫力が一気に低下してしまって、普通であれば感染しないような病気でも簡単に発症してしまうようになるというわけです。日和見感染症のなかにはそれほど症状が重くないものも存在していますが、反対に重い症状を引き起こしてしまうものもありますし、複数の症状が同時に起こることで苦しい思いをすることもあります。エイズになってしまったら、日常的に対策が必要な日和見感染症になってしまうと知っておかなければならないでしょう。

日和見感染の対策を日常的に行うとしても、これを行えば確実に日和見感染症が避けられるという治療法はありません。普段から少しでも免疫力が下がらないような生活を意識したり、免疫力の低下を食い止めるような治療薬を服用したりすることで対処する必要があります。病気の進行状況や患者の状態によって具体的な対処法は異なるので、どのようにして日和見感染症の対策を行うかは医師と相談することが必要となるはずです。対策をしておかなければもっと日和見感染症を起こしやすくなってしまうので、医師の指導を受けてしっかりと対策を行うようにしてください。エイズを発症してしまうと日常的に些細なきっかけで病気になりやすくなってしまうので、日和見感染症になりやすいことを知って対策を行うことが大切だと言えます。